こんにちは、まりもんです!
「万博公園」と聞けば、誰もが1番に
思い描くのは「太陽の塔」ではない
でしょうか?
万博公園に隣接する、エキスポタワー
が解体され、エキスポランドが廃園
となり、いつしか太陽の塔も維持費
が莫大なために解体されるという噂
が流れたこともありました。
しかし太陽の塔は、吹田市のシンボル
であり、さらには大阪のシンボルに
もなっていき、現在でも多くの
人々に愛されています。
その太陽の塔が、現在になって再び
内部公開されるということで注目を
集めています!
地元の私も是非、太陽の塔の内部
を見てみたいという気持ちがあり
料金や待ち時間、予約状況について
調べてみました。
- 太陽の塔内部公開とは?
- 太陽の塔内部公開の料金は?
- 太陽の塔内部公開の予約状況は?
- 太陽の塔内部公開の待ち時間は?
- 太陽の塔内部公開のエレベーター見学は?
- 太陽の塔で起きた事件とは?
1.太陽の塔内部公開とは?
出典:http://taiyounotou-expo70.jp
私が幼い頃に初めて見た太陽の塔は
とにかく圧倒的な存在感と、大きさ
そして顔が恐い・・・という印象でしか
ありませんでした。
今にも動き出すのではないかという
恐怖感がありましたね。
しかし、自分が成長するにつれ、太陽
の塔がそこに存在するのは当たり前で
太陽の塔を見ると、故郷を感じる
ようになりました。
大人になると、むしろ太陽の塔は
かわいい顔をしているように思えて
きて、1つくらい太陽の塔グッズを
買ってみてもいいかな?と思って
しまうくらいで、本当に不思議です。
太陽の塔は、作者である岡本太郎さん
が飼っていたカラスをモデルに作成
したと言われていますね。
黒いカラスがなぜ黄金色の顔と
白い体にデザインされたのかは謎
ですよね。
太陽は、古代からどこの国でも神様
として崇められてきたこともあり
太陽の塔は宗教的な意味あいが
込められているのではないかとも
言われています。
なんとなく手を合わせて祈りたくも
なりますね。
高さがなんと70メートルもある
太陽の塔。その中に入る事ができる
と知った時は子供心に驚きました。
大阪万博の開催期間中は、内部公開され
ていましたが、万博終了後は一般には
非公開とされていたんですね。
しかし、中に入れるらしいよ、という
噂は子供の頃にずっとあって、すごく
興味を持っていたのを覚えています。
独立行政法人になったのを記念して
33年ぶりに太陽の塔の内部が
限定公開されることになりました。
万博開催の1970年にちなんで
1970人が応募制で招待されたん
ですね!
この時は
「太陽の塔の内部公開ツアー」がある
らしいよ!とすごく話題になっていて
私の友人が抽選に当たって
うらやましかったですね~。
その後2007年3月までは
不定期で内部公開されていましたが
その後は耐震基準を満たしていない
ということで、公開されることが
ありませんでした。
巷では、太陽の塔を維持する莫大な
お金がないために、取り壊される
らしいよという噂が流れたりして
いて、本当にそうだとしたら
すごく残念だと思っていました。
太陽の塔が無くなると、大阪万博を
象徴する建造物が全くなくなります
からね。
日本万国博覧会記念機構は要は国が
運営しており、それを大阪府が引き継ぐ
ことで合意していましたが、いろいろと
もめていたようで、なかなか決着が
つかなかったんですね。
しかし2013年11月に大阪府の
松井知事が、国から太陽の塔の
修繕積立金の計25億円を引き継ぐ
ことで合意し、新聞やテレビのニュース
などで大きく報道されました。
その後、太陽の塔内部再生事業の寄付金
を募集するなどして、太陽の塔の内部を
再び公開するための準備が進められて
きました。
そしてとうとう、平成30年の太陽の塔
内部公開にこぎ着けたんですね!
約11年ぶりの内部公開となりました!
2.太陽の塔内部公開の料金は?
太陽の塔の内部公開を観るには
まず、万博記念公園に入園しなければ
なりません。
大人250円
小中学生70円
となんとも良心的な金額です!
(昔はもっと安かったです)
入園券は各公園の入り口にある
自動券売機で、簡単に購入することが
できますよ。
そして太陽の塔への入館料は別途、
個人
大人700円
小中学生300円
となります。
その他団体は20人以上からで
一般団体20人以上199人以下
大人560円
小中学生250円
一般団体200人以上
大人490円
小中学生210円
学校団体20人以上
高校生300円
小中学生180円
となっています。
普通に個人の大人でも、入園料と
入館料の合計で950円で
楽しめますのでかなり安いですよね!
小中学生だと370円ですみます。
さらにお得な情報としては、万博記念
公園のオールパスポートをお持ちの方は
もっと安くなりますよ!
オールパスポートは、よくある
年間パスポートですね。
万博公園に年パスがあることは
知らない人の方が多いと思いますが
自分の庭のように、ウォーキングや
ジョギングをしたりと利用している
方が結構いるんです。
万博オールパスポートは、
1枚 3,080円で購入してから
1年間有効です。
同伴者の入園料が割引されたり
園内施設への入館料の割引や
飲食店での飲み物の値引きなどが
あったりして、ちょっとお得なんです!
そして今回の、太陽の塔内部公開の
チケットも割引となり
オールパスポート所有者本人のみ
大人560円
小中学生250円
となっています。
その他の良心的な対応としては
障がいのある方と、その介助者1名
については入園料・入館料ともに
無料となります。
また、ひとり親家庭世帯員の方も
入園料・入館料ともに無料となって
います。
どちらも必ず証明書が必要になって
きますのでご注意を。
3.太陽の塔内部公開の予約状況は?
出典:http://taiyounotou-expo70.jp
2018年3月19日(月)から、
太陽の塔内部公開の一般公開が始まり
ます。
その予約受付が始まったのが
1月19日だったのですが、なんと
受け付け用オフィシャルサイトの
サーバーがダウンし、アクセスできない
状態になってしまいました!
原因は予約専用ホームページへの
アクセスの集中によるもので
テレビやラジオでも取り上げられ
話題になっていましたね。
ものすごい人気があるのが、これで
証明されましたね!
ではいったい、現在の予約状況は
どうなのか気になります。
私は定期的に、数回予約状況を
以前から調べていたのですが
とにかく予約がいっぱいで、土日は
すぐに埋まってしまっています。
今日から4ヶ月先まで予約可能なのですが
4ヶ月先の土日まで予約が入っている
といった状況です。
平日でしたらなんとか2ヶ月先くらい
からは空いてはいるのですが、まる
2ヶ月はどこにも入る余地がない
といった感じですね。
しばらくはこういった予約状況が
続きそうです。
どうしても土日しか行けないので
土日の予約を取りたいという方は
日付が変わる0時に、太陽の塔内部
公開公式サイトの、予約専用ページへ
ログインすることをおすすめします。
日付が変わった瞬間に、新たに1日分
の予約ができるようになります。
その時の注意点としては、
予約カレンダーの○印をクリックして
すぐ予約できるわけではなく、まず
先に会員登録をしている必要が
あるんです。
会員登録をするよう誘導されるので
予約をすぐに取ることができません。
ですので、日付が変わるその時までに
事前に会員登録を済ませておくと
よいですね!
メールアドレスと電話番号を入力する
だけなのですぐ済むのですが、あえて
時間を無駄にしないために、先に
登録をしてくださいね。
してどの時間帯がよいのか選びます。
傾向としては、午前中がすぐに
埋まってしまって人気ですね。
午後は早い時間帯から埋まっていきます。
見学時間の枠は30分ですので、30分
刻みで予約できるようになっています。
そして1回の枠に、80名が参加可能
です。
「あと何人予約可能」といった表示に
なっているので、混雑具合が
分かりますね。
そして、1度予約を入れてしまうと
1ヶ月間は新たに予約することが
できないシステムになっているので
日付は慎重に選びたいですね。
最悪、変更やキャンセルができる
ようにはなっています。
(前日まではネットでキャンセル可能、
当日は窓口へ電話連絡要)
予約すると、登録したアドレスに
QRコードが送られてくるので
当日はそれが必要になるので
お忘れなく。
予約した方の本人確認ができる
身分証明書も必要なので、あわせて
持っていきましょう!
パソコンが自宅にない、もしくは
インターネットが苦手な方は、お電話
でも予約可能なので、安心してください!
太陽の塔入館受付
電話:0120-1970-89
電話:06-6155-5601
ちなみに、当日もし予約枠に空きが
あれば、予約していなくても入館が可能
だそうです!
予約できなかった方は、一か八か
現地で聞いてみてもいいかもしれません。
4.太陽の塔内部公開の待ち時間は?
出典:http://taiyounotou-expo70.jp
太陽の塔名内部公開にの待ち時間は
どうなっているのでしょうか?
太陽の塔の会館時間は、10時から
17時となっていますが、入館可能な
時間は16時30分となっています。
観覧時間は30分間となっていて
予約時間の20分前までに太陽の塔の
入り口で受付を済ませなければなり
ません。
予約時間に間に合わなかった場合は
入館できないとははっきりと記されて
はいませんが、人数制限があるので
必ず20分前までに受付窓口へ
行かないといけないようですね。
ですので、待ち時間は短くても
20分はかかるということに
なりますね!
そして、もし前の組が団体旅行客で
ある場合や、何かトラブルがあった
場合は、さらに待ち時間が増える事も
予想されます。
美術館などでも、整理券を持っていても
時間通りに入館できないことは
多々ありますからね。
そうなると、午後の最後の方に入館する
方に、待ち時間が増えるといった傾向
にあります。
あくまでも、予約ですから100%
その時間に入れるという確約ではない
ので、ある程度気持ちに余裕を持って
行きたいものですね。
5.太陽の塔内部公開のエレベーター見学は?
太陽の塔には万博当時、エレベーター
とエスカレーターが付いていたのを
ご存知ですか?
あの太陽の塔の腕の中をエスカレー
ターが走っていたんです!
しかし老朽化と安全上のため、両方共
稼動していませんでした。
ところが、今回の内部公開に合わせて
エレベーターが修復されたんですね!
太陽の塔の「生命の樹ゾーン」は高さ
30メートルまで、6フロアあり
5つの階段(145段)で登りながら
鑑賞し、別の階段から降りるように
なっています。
車椅子を利用されている方や、歩くのが
不自由な方や、体力に自身のない方は
エレベーターを利用できるので、親切
ですよね!
ただ、1階、中層階、最上階のフロア
からの鑑賞しかできません。
そして4歳未満の子供さんは
親が抱っこしての階段の昇り降りは
禁止されていて、エレベーターを
利用しての鑑賞となります。
エレベーターの利用は、30分の
予約枠の中で3名までとなって
いるので、事前の予約時に意思表示
しないといけませんね。
ある程度の制限はあるものの
以前の大阪万博で太陽の塔内部を観て
もう一度みたい!という現在ご年配の
方でも、鑑賞できるので是非利用
したいところですね。
6.太陽の塔で起きた事件とは?
ところで、みなさんは
「アイジャック事件」をご存知でしょうか?
万博開催真っ只中で起こった事件で、
記憶に残っている方も多いと思います。
1970年4月26日に
当時25歳だった男性が、太陽の塔の
右の目玉に登り占拠した事件です。
黒で「赤軍」と書いた赤いヘルメット
をかぶり、5月3日までの8日間の
間占拠を続けました。
目玉部分は危険なため、警察も持久戦
に持ち込むことになったそうです。
北海道出身の犯人の男性は、札幌の
道庁前の国旗や動旗を焼いたりと
以前から事件を起こしていたようです。
目的は、岡本太郎氏の思想に同調、
同意したからだとか。
事件最中の4月27日には岡本太郎氏も
目玉男をみにきたそうで
「聖なるものは汚される」と言って
帰っていったそうです。
5月3日、犯人は大阪府警に逮捕され
ました。
また、万博記念公園に隣接する
エキスポランドでは、2007年
5月5日に、ジェットコースター
「風神雷神」の死亡事故があったことを
忘れてはなりません。
ジェットコースターが滑走中に突然
故障し、一部の座席が横に外れて
急停車。当時19歳だった女性が
手すりに頭を打ち付けて亡くなりました。
当日は空をヘリコプターがずっと
飛び続けて何事かと思っていましたが
そんな事故があった事をニュースで
知って衝撃を受けました。
私も子供の頃からよくエキスポランド
には行っていましたし、風神雷神にも
乗ったことが何回もあったからです。
エキスポランドは事故直後から閉園
となりましたが3ヵ月後には再開
しました。しかし入園者が2割にまで
激減したため営業を継続できず、
12月に再び閉園。そして2009年
に倒産しました。
エキスポランドは現在
日本最大の大型複合施設「ららぽーと
エキスポシティ」に生まれ変わり、
水族館や映画館、ショッピングモール、
日本一高い観覧車などがあり、多くの
人々でにぎわっています。
しかし、そうなる前に、一人の女性の
命が犠牲になったということを
忘れてはいけません。
まとめ
太陽の塔には、当時を象徴する
岡本太郎氏の存在や、万博の熱気
そして世界中からの注目など
いろいろな物を見てきた歴史が
あるのですね。
そんな歴史を感じながら、今になって
もその存在感は失われず、不思議な
魅力がある太陽の塔。
これからは、いったいどんな日本を
見つめていくのでしょうか?
私も、太陽の塔内部公開の予約を
入れたので楽しみです。
長々と、最後まで読んでいただいて
ありがとうございました!
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