こんにちは、まりもんです!
【クレイジージャーニー】に
ビッグマウンテンスキーヤーの
佐々木大輔さんが出演されました!
ビッグマウンテンスキーとは
6000m級の名峰を、山頂まで
ヘリコプターを使って上り
スキーで滑り降りるというのが
一般的なスタイルです。
しかし佐々木大輔さんは、なんと
頂上まで自力で登り、スキーで滑り
降りるという、スキー+登山の
独自のスタイルを持っており、まさに
クレイジーなビッグマウンテンスキー
ヤーなんです!
そして今年6月、佐々木大輔さんは
大きな目標である
「デナリ」での滑走を計画しており
すでに現地入りしています!
そんなクレイジーなビッグマウンテン
スキーヤーの佐々木大輔さんは
どんな方なのか?
気になるので調べてみました!
スキーベースジャンパーの
佐々木大輔さんの記事はこちらからどうぞ!
佐々木大輔(スキーベースジャンプ)の経歴と驚きの動画!事故と大怪我や高所恐怖症?彼女は?【クレイジージャーニー】
- 佐々木大輔さんのプロフィール
- 佐々木大輔さんは高所恐怖症で危険?
- 佐々木大輔さんのデナリ挑戦とメンバーは?
- 佐々木大輔さんの嫁はスノーボード選手?
- まとめ
- 追記:デナリ滑走おめでとうございます!
1.佐々木大輔さんのプロフィール
- 名前:佐々木大輔(ささき だいすけ)
- 生年月日:1977年
- 年齢:40歳
- 出身:北海道札幌市生まれ
- 職業:山岳スキーヤー
山岳ガイド
佐々木大輔さんは、子供のころから
ご両親に登山によく連れていかれ
5歳からスキーを始めました。
自宅は上下水道のない土地を
お父様が切り開き、自分で家を建て
お風呂は五右衛門風呂で、とても
ワイルドな田舎暮らしをされて
いたそうです!
学校までは1時間以上かかり
基礎的な体力はそういった日常から
ついていったのでしょうね。
佐々木大輔さんは小学4年生で
植村直己(うえむらなおみ:
マッキンリーで消息不明)さんの
本を読んで憧れ
山登りへの気持ちが強まり
中学2年生で山岳ガイドの
宮下岳夫さんが経営するガイド会社
「ノマド」へ入門しました。
そこで登山を学び、冬には
三浦雄一郎スキースクールに通い
そこでスキーのインストラクターを
務めるようになったそうです。
学生のころから、そういった体験が
できる環境だったことは
恵まれていますよね。
都会暮らしでは叶わないことです。
佐々木大輔さんは現在、夏は登山
冬は山岳ガイドをしています。
佐々木大輔さんがこれまでに滑走した
名峰はこちらです。
- モンブラン
- ヒマラヤ
- マッキンリー
- 利尻岳 西壁
- ムスタグア山
2007年には人跡未踏の山を求め
パタゴニア氷河を進み、道なる山から
の滑走に成功し世界から注目され
ました。
マッキンリー山頂からのスキー滑走
などにも挑戦し、2013年には
真冬の利尻で挑戦した登頂・滑走成功
はNHKの番組で紹介されて、大変
な反響を呼びました。
2.佐々木大輔さんは高所恐怖症で危険?
佐々木大輔さんは、誰も滑ったことの
ない美しい山の斜面にシュプールを
描くことが快感なんだとか!
斜面を滑り降りるスピードは
最高時速100kmまで加速するので
かなりの危険を伴います。
例えば日帰りで登山して滑走する場合
5~6時間かけて登山で山頂まで上り
滑り降りる時間は実質5分くらいで
降りてくるそうで、すごいスピード
を出しているのが想像できますよね。
佐々木大輔さんは
「持っている能力を全て出しきって
地球と遊ぶのが自分にとっての
ビッグマウンテンスキーヤー」
だとおっしゃっています。
時速100kmの恐さをすり抜けて
斜面を攻略した爽快感が最高なのだ
そうです。
高所恐怖症とまではいかないまでも
恐さを残さないと無茶をしてしまう
ので自分を抑えるようにしている
ところもあるのだそう。
佐々木大輔さんの人生の1番の危機は
スイスでの登山中に、クレバスがある
のを知っていながらも、立ち入り禁止
区域に入り、10~15mの深さが
あるクレバスに落下したことです。
30分ほど気を失い、その後仲間が
レスキュー隊を呼び無事救助されまし
たが、頬骨と大腿骨骨折という大怪我
を負いました。
そういったことは、恐いということ
を忘れないための教訓にもなって
いるのでしょうね。
またビッグマウンテンスキーでは
雪崩が起きることも多く、佐々木
大輔さんは今までに7~8回雪崩に
巻き込まれました。
こちらは、雪崩に巻き込まれる直前
の画像ですが、頂上から滑り出した
数秒後にガラスが割れるように斜面が
崩れ、佐々木大輔さんは
巻き込まれている間は
洗濯機に巻かれているような感覚で
自分の力では何もできなかった
そうです。
本当に恐ろしいですよね~^^;
さらに佐々木大輔さんは
「雪崩を避けながら滑る」という
技もお持ちです!
画像左側のシュプールが佐々木大輔
さんで、画像右側に雪崩が起こって
います。まさに雪崩が追いかけてくる
といった感じで、それから逃げている
のが佐々木大輔さんです。
雪崩のコースを読み、自分がイメージ
したラインを外さないように集中
しなかがら、さらに岩や崖をよけなが
ら進んでいきます。
まさに神技とはこのことでしょうね!
3.佐々木大輔さんのデナリ挑戦とメンバーは?
佐々木大輔さんは、今年2017年
6月「デナリ」(旧名マッキンリー)
でのスキー滑走を計画されています!
標高6,190mから南西壁の大絶壁を
標高差3,000mにわたって降ります。
岩が多く複雑な地形で、傾斜は最大
60度近くになり、世界中でまだ
誰も滑ったことがない前人未踏の
チャレンジです!
成功すれば世界初となる挑戦です。
こちらは2016年、佐々木大輔さんが
デナリへ下見に行った時のコースです。
そしてこちらが、今回挑戦する
デナリ滑走のコースです!
日本の登山家植村直己さんは
このデナリで登山中に消息不明になり
いまだ見つかっていません。
一歩間違えば死と隣り合わせの
過酷な環境への挑戦となります。
今回デナリへ挑戦するのは、もちろん
佐々木大輔さんだけではありません。
一緒に挑戦するメンバーがいます!
佐々木大輔さんと10年来の付き合い
である「狩野恭一」さんと
「新井場隆雄」さんです。
お二人は何度も佐々木大輔さんと共に
ビッグマウンテンスキーをされて
きました。
新井場隆雄さんによると、佐々木大輔
さんは、1番年下ではあるものの
リーダーシップがあり、メンバーの
力を引き出してくれて、引っ張って
くれるという性格は昔から変わらない
のだそうです。
そして今回、山岳カメラマンとして
デナリへ同行するのが
以前にもクレイジージャーニーで
紹介されたアルパインクライマーの
「平出和也」さんです!
佐々木大輔さんは、平出和也さんは
世界最強のカメラマン!と、とても
頼りにされているようで
この4人のメンバーは信頼関係も
固く最高のメンバーかも
しれませんね!
現在、すでに4人は現地入りされていて
準備中のようですね。
絶対無事に帰ってきてくださいね!
4.佐々木大輔さんの嫁はスノーボード選手!
佐々木大輔さんは
2007年12月7日に
三宅陽子さんとご結婚されました!
- 旧姓:三宅陽子
- 生年月日:1973年12月22日
- 出身:奈良県西淡町
奥さんの陽子さんは、なんと元オリンピック
選手で2002年第19回
ソルトレークシティ大会に出場
していました!
競技はスノーボードのハーフパイプ
で8位に入賞されました。
佐々木大輔さんよりも4つ年上の
姉さん女房なんですね。
今は娘さんと息子さん
がいらっしゃいます。
ご家族の暮らしも佐々木大輔さんが
子供のろこのような環境だそうで
ワイルドな感じの生活みたいですね。
奥さんの陽子さんは、庭に
石で本格的な小屋を造ったり
していて、佐々木大輔さんのお父様
に通じるものがありますね。
奥さんの洋子さんは、登山やカヤック
のように自然に溶け込むような遊び
も大好きで、自転車やスノーボードの
ようにアドレナリンがほとばしる遊び
は人生から外す事はできないと
おっしゃっています。
洋子さんのように、ご自身が
同じようなスポーツをされていて
器の大きく理解のある人でないと
旦那さんの佐々木大輔さんは、今の
ベーススキージャンプのような危険な
スポーツは続けられないでしょうね。
小さいお子様もいらっしゃるし
守るべき家族がいるのですから
若いうちに目標を達成されて
残りの人生は奥さんと一緒に
お仕事をされるというような
道もあるんじゃないかと思います。
でもこれは女性目線からですけどね。
5.まとめ
デナリは佐々木大輔さんの
長年の夢でした。
昨年の夏は下見でデナリを
訪れています。
登山家の植村直己さんは
デナリで冬期登山登頂を果たした
直後に行方が分からなくなりました。
奥さんの陽子さんやお子さんは
応援しながらも心配されること
でしょう。
必ず目標を果たして帰ってこられるよ
私も応援しています!
スキーベースジャンパーの
佐々木大輔さんの記事はこちらからどうぞ!
佐々木大輔(スキーベースジャンプ)の経歴と驚きの動画!事故と大怪我や高所恐怖症?彼女は?【クレイジージャーニー】
6.追記:デナリ滑走おめでとうございます!
ついに、デナリ滑走を果たされました!
おめでとうございます!
NHKスペシャルで特集されました
ので、簡単ですが追記させていただき
ます。
出典:NHK
現地入りしたメンバー4人と、NHK
スタッフを含め総勢17名で
デナリへの挑戦が始まりました。
出だしから天候は思わしくなく
なかなか出発できない状態が
続きましたがなんとか出発。
出典:NHK
コースは予定通りのコースを目指しま
した。途中で小規模な雪崩が発生し、
後方スタッフが雪煙をかぶるという
ヒヤっとした場面もありました。
出典:NHK
体感温度マイナス40度、酸素量は地上
の2分の1という過酷な環境のカシン
リッジ。
傾斜80度という崖を登って目標の
スタート地点に6月18日11時50分
到達。
出典:NHK
その後滑走をスタートしますが、
疲労はピークに達し、酸欠状態で
雪の中に倒れてしまうような場面も
ありました。
なんとか早く進みたい気持ちを抑え
つつ進んでいきますが、途中で
佐々木大輔さんが避けた氷の斜面に
気づくのが遅れた新井場隆雄さんが
入ってしまい、20メートル滑落
するというアクシデントが発生。
出典:NHK
佐々木大輔さんがスキーを脱ぎ
アイゼンで移動し救出しましたが、
新井場隆雄さんは膝の靭帯損傷の
怪我を負ってしまい、挑戦は断念
されたかのように思われました。
翌日は今までにない最高な晴れ
た気候になり、新井場隆雄さん
たっての希望で、自分は自分の
脚で降りるので、佐々木大輔さんと
狩野恭一には挑戦を続けて欲しい
ということになり、滑走は続き
ました。
スピードを上げて進んで行く
佐々木大輔さんですが、途中
コースを見誤ってしまい、崖の
ぎりぎり手前で気づくという
危ういシーンも。
出典:NHK
20分かけて歩いてコースを逆戻り。
その後も凍った斜面を注意しながら
慎重に滑り降り、とうとう最後まで
滑りきりました!
出典:NHK
途中はどうなることかと思いましたが
全員生きて帰ってきて良かったです!
出典:NHK
佐々木大輔さんも素敵な笑顔です!
デナリで亡くなった植村直己さんも
どこかで見守ってくれていたかも
しれませんね。植村直己さんの
「冒険とは生きて帰ること」が
果たせて本当によかったです!
NHKスペシャル、すごい番組です
ね!
すばらしい感動をありがとう
ございました!
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